書評『セックスしたがる男、愛を求める女』
男女の性への違いを統計や研究を基に分かりやす解説
恋愛やセックスに関する女性への理解を包括的に学べる良書
『セックスしたがる男、愛を求める女』は、『話を聞かない男、地図が読めない女』の共著者でもあるアラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ(夫妻)が、、恋愛やセックスに関する男女の違いを説いた書籍になります。
一読した率直な感想は、女性をサラッと理解するのにはとても良い本だということ。男女間の違いを理解しておくと、話のネタにもなります。女性の男に対する愚痴を引き出す際にもかなり便利です。
私たちは、本能と社会環境をいっしょくたに考えてしまいがちだ。これからも変わらないであろう「セックスに対する男女の本能」を知ることが、あなたの人生をより豊かにするポイントであることは間違いない。
「はじめに セックスと愛の真実を知ると人生は豊かになる」 No.4/2896
この点においては、何も学問的な見地を押さえる必要はないと考えています。何よりも大事なのは、目の前の女性から情報を引き出し、正しく分析し、行動で影響を与えることで、恋愛リテラシーを高めれば、常に自分のセンスで因数分解したことが、女性の本質をほぼほぼ捉えていくからです。
とはいっても、Amazonレビューでもかなり評価が高かっため、今回は、『セックスしたがる男、愛を求める女』の中から気になった部分を引用し、所感をお伝えして生きたと思います。
私たちの脳にとっての恋とは
恋する時に脳はどのような反応を示しているのか?
恋とは、脳内の特定領域において、何種類かの化学物質とニューロンネットワークが反応した結果である。
(中略)
これなら条件にぴったり、と思える相手が見つかったら、私たちの脳ははりきってさまざまな化学物質を分泌し始め、その相手を振り向かせることに全力をあげる。
「Chapter1 セックス・オン・ザ・ブレイン」 No.292/2896
ひと目ぼれをしたときのあなたの脳には、ドラッグでもやったかと思うほど、大量のドーパミンとノルアドレナリンが流れ込んでいる。
「Chapter1 セックス・オン・ザ・ブレイン」 No.313/2896
イケメンがモテるのも納得ですね(笑)
男は出会った女にすぐにテンションを上げられる
そして、男はセックスに対して女性よりもめちゃくちゃ衝動的である
2006年にシカゴ大学で行われた実験では、見知らぬ女性と世間話をするだけで、男性のテストステロン濃度は30パーセントも高くなり、行動があからさまに変化した。
「Chapter1 セックス・オン・ザ・ブレイン」 No.330/2896
セックスしたい衝動を引き起こすテストステロンは、男性が女性よりも10~20倍も多い。男の性衝動が急激で強烈なのはそのせいだ。
(中略)
大好きな人といっしょにいると、胸が熱くなるような、何とも言えない気持ちになるが、それはオキシトシンのしわざである。また恋に落ちたときのオキシトシン濃度は男性よりも女性のほうが高い。女性のほうがすぐ相手に夢中になるのはそのためだ。
「Chapter1 セックス・オン・ザ・ブレイン」 No.347/2896
若くて健康な女を見つけると、多くの男性はすぐにセックスをしたくなる。視覚情報はストレートに脳に届き、ただちにホルモンの分泌をうながす。こうなると合理的な思考などふっとんでしまうので、男は自分の不利益になるような決断をすることさえある。
「Chapter1 セックス・オン・ザ・ブレイン」 No.454-467/2896
総じて、男性は女好きなんです。そして、女性と絡んでいると、セックスしたいという衝動もガンガン湧いてくるわけです。理性をコントロールできずに、自分の思うままに女性にアプローチして、「なんで上手くいかないんだろうな…」なんて男性が多々出てきてしまうわけです。
恋愛は薬を超える武器である
愛され、愛することが人を生き生きとさせる
誰かに愛されている人、恋をしている人は、そうでない人より長生きできる。この効果は絶大で、遺伝子、食生活、ライフスタイル、薬といった要素のどれも太刀打ちできない。
「Chapter2 セックスと愛とは、そもそもなんなのか?」 No.544/2896
この供述は、本書で様々なデータが紹介されていました。愛して愛することで活力がみなぎるということは、人間が最も根本的に求めているもの、それが愛なのかもしれません。恋愛ごっこ至上主義はどうかと思いますが、恋愛至上主義というのは、人間の体にとっては正解なのかもしれません。
ラブマップという恋愛トリガー
男は何を持っているのか、女は見定めていく
ラブマップとは、私たちが異性を評価するときのスコアカードのようなもので、どんな人にも脳内にはそれぞれのラブマップがある。
(中略)
ラブマップの中身は人それぞれだが、基本的な傾向はある。女にとっては、男が「何をもっているか」が重要な基準になる。
「Chapter2 セックスと愛とは、そもそもなんなのか?」 No.704/2896
恋愛マスターの方々の教材でも、いろんな言い回しがされていますよね。トリガーのようなものです。
女性はやはり男性を捕まえないと安心できない
独り身の女には男性が必要である
精神的にも経済的にも自立を勝ち取った21世紀の女たちだが、いちばん根っこの部分は原始時代のままだ。男をしっかりつかまえないと安心できないし、満たされない。
「Chapter3 女が心から願っていること」 No.808/2896
本能的には、女性は男性がいないとダメ。精神的にも、経済的にも自立しているけど、生き物や本能としては自立出来ていないとも言えますよね。せっかく、社会的に成功したのに、女性本来の自立は叶えられない可能性があるって惜しいですよね。この点をカバーできるような男性であることを女性に腑に落とすことができれば、自律的な女性を落としやすくなるかもしれません。
年収が高い男性はセックスが上手
稼ぐ男は女性を気持ちよくする
ニューカッスル大学の進化心理学者トマス・ポレットと同僚のダニエル・ネトルが2008年に行った研究から、とても興味深い結果がわかった。それは、女性がセックスで得られる快感は、相手の銀行預金額などの条件に比例するということだ。
「Chapter3 女が心から願っていること」 No.839/2896
年収が高い男性は、初頭効果やハロー効果を得られるだけじゃなく、セックスでも女性をがっつり捕まえる。そりゃ、稼いでる男はモテますよね。
女性が男性に求める4つの要素
女性のパートナー選びの基準
進化生物学や進化心理学の視点から、男女のパートナー選びの戦略を調べると、国や地域に関係なく女が男に求める要素は4つあることがわかる。
1 愛
2 誠実さ
3 責任
4 学歴と知性
「Chapter3 女が心から願っていること」 No.839/2896
グローバルで女性が根本的に求めている要素ということです。無愛想で誠意がなく無責任で学歴も知性もない男性はパートナー失格という供述です。ヒモとかまさに類のように感じるかもしれませんが、彼らは、愛を持って、誠実に自分の役割を責任を持って果たし、その対価としてお金貰ってますからね。意外といいパートナーなんですよ。
女のハートを射止めるための7つの条件
どんな男になれば、女性のハートが射止められるのか
女のハートを射止めるための7つの条件
1、女は笑わせてくれる男が好き!
2、女はコミュニケーションのできる男が好き!
3、女は料理ができる男が好き!
4、女はダンスがができる男が好き!
5、女は安心させてくれる男が好き!
6、女は子供も好きの男が好き!
7、女は健康そうな男が好き!
「Chapter3 女が心から願っていること」 No.917-950/2896
この本では、健康は女が望む条件でもかなり上位だと述べられています。この健康は、遺伝子の質の高さを示すもので、超モテ男術には清潔感の部分にも繋がると感じています。
また、「料理ができる男」の本は、良い飯を食わせることができる男。レストランでのご馳走も含まれます。
ダンスというのも納得です。腕を絡めたり、良いタイミングで上手く手を繋ぐ、セックスへ至るボディタッチは、ある種の求愛ダンス。
ダンスが上手ければ、日常的な動きの中で、男としての色気を女性へ感じさせやすいということですね。
女性がカジュアルセックスをする理由
20%の女は性欲ムラムラで男とエロに走る
現代の女達は男と同じような動機でカジュアルセックスに走っているように思える。しかし、実際には、テストステロン濃度が高くなったときか、妊娠しやすい排卵期にしかその気にならないし、肉体的な満足のためだけにほんとうにセックスしてしまうのは、女性全体の20パーセント程度だ。
「Chapter5 即ヤッてしまうことへの男女の思考の違い」 No.1286/2896
著者の言い回しだと、「肉体的な満足のためだけにほんとうにセックスしてしまうのは、女性全体の20パーセント程度」と少ないような言い方をしていますが、5人に1人ですよね。女性が20人参加するパーティーに行けば、4人はある程度の好意を積み上げれば、お持ち帰りできる可能性があるということでもありますよね。
女は疑問にひとつひとつ答えを出してからでないと、セックスに応じない
不安対処を確実にすることがセックスへの懸け橋となる
シュラキュース大学の人類学者ジョン・タウンゼンドとゲーリー・レヴィが382人を対象に行った調査では、(中略)女性は「彼は私を愛してる?」「彼は私とこれから関係を続ける気がある?」「ほかに女はいない?」「彼にはお金(可能性)がある?」といった疑問にひとつひとつ答えを出してからでないと、女はセックスに応じないのだ。
「Chapter5 即ヤッてしまうことへの男女の思考の違い」 No.1304/2896
女が「この男とならセックスしてもいい」と思える条件は次の5つ。
1、自分が魅力的で特別だと思える
2、自分が愛され、守られていると感じる
3、甘やかされ、大切にされていると感じる
4、キスをされて、身体にやさしく触れられる
5、自分の気持ちを聞いてもらえる
「Chapter8 男が知らなかった女の11のナゾ」 No.1873/2896
当たり前と言えば、当たり前なんですよね(笑)警戒心を解除するとか、誠意を伝えるとか、自己開示を促すとか、共感をとことん深めるだとか、それって、一緒に居る時から愛がありますよね。
喋っている時に、清潔感などマイナス要素を乗り越え、好意を積み上げ、さらには愛を感じさせているからこそ、ベッドのうえでしゃぶってくれるわけです。
最後に:大きな野心を持とう
本書で気に入った一節
男性の自信は、年収とはっきりした比例関係にある。また、年収が高い男性ほど、カジュアルセックスの相手に困らないことも調査でわかっている。(中略)具体的な目標を設定し、それに向けて自分の能力を高めようとがんばっていれば、おのずと自信はみなぎってくる。するとテストステロンの分泌が盛んになるので、それがまた自信あふれる態度を生み出す。目標を掲げ、幅広い分野に関心を持ち、身体を鍛えて、大きな野心を持とう。
「Chapter9 理想のパートナーを見つけるために」 No.2567/2896
この一節は男性にモチベーション与える文言で、一番気に入っています。まぁ、確かに不潔なままでも、自分の能力が低いままでも、恋愛の本質とノウハウを吸収すれば、モテるようにはなるんですが、はっきりとクリアにガツーンとモテるためには、根本的に能力高めるってめっちゃ大事なんですよ。
目標を掲げ、幅広い分野に関心を持ち、身体を鍛えて、大きな野心を持つ、これだけじゃモテないんですが、恋愛のノウハウに詳しくなっていく男性ほど、同時進行で、目標を掲げ、幅広い分野に関心を持ち、身体を鍛えて、大きな野心を持つと、相乗効果の爆モテすることは断言します。
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