「男の美学」と「女の美学」の違いとは
男性と女性ではそもそも美学がまったく違う
一般的な男が抱く美学の傾向
美学は、生きていくうえで美しいと感じる哲学であり、それは個人の生きてきた環境によって差異が生じますが、そもそも、男性と女性の両者の間でも大きな違いがあります。恋愛を上手く運ぶのだれば、男がそもそも抱えている美学を理解し、女性の美学も理解することで、円滑なコミュニケーションが可能になります。
男の美学と女の美学の5大特徴
男はナンバーワン、女はオンリーワン
男は最初の男に憧れ、女は最後の女に憧れる
男は論理で、女は感情
男はロマンで、女はロマンチック
男は認められたい、女は大切にされたい
男はプライド、女は可愛さ
男が生物的に浮気性なのは、飛び込んだコミュニティでナンバーワンになることや認められることに美学を感じているからです。だから、男性は浮気性ですが、その浮気は本気にならないことがしばしばなんです。
男のロマンという言葉はよく使いますが、女のロマンなんて言葉はあまり出てこないですよね。ロマンとロマンチックの違いを言えば、ロマンの方が非現実的かつ単純で力強く壮大な印象です。女性のロマンチックというのは、現実を踏襲した上位の雰囲気といった感じでしょうか。
女性が求めている価値はロマンチックであり、ロマンではない。
このニュアンスが理解できれば、女性の美学に沿った行動ができるような男性になれるはずです。男性はあらゆる場面で単純過ぎたり、非現実過ぎたり、ガチ過ぎたりするんです。例えば、女性の相談に対して、本気のコンサルをしちゃう男性は、ロマン過ぎるんですよ。ガチ過ぎなんです。きちんと、女性に共感し、女性を大切にし、フォローと聞き役に徹して、ロマンチックな雰囲気を漂わせることが大事になります。
男なら、自分の悩みや辛い思いは、女性に見せてはいけないと思っていませんか？
黙っておくということは、共感の機会を減らすということ
「男は黙って○○」という美学をあなたも少なからず持ってませんか？女性はそれをどのように受け取っているのでしょうか。
「寡黙」は直訳して「クール」と受け取ることができますよね。そんなクールな対応に対して、好感を持っている女性とそうでない女性はどっちが多いと思いますか？
以下、よく聞きそうなこのありきたりな会話を例に挙げていきます。
男「今年の春に転職しようと思ってる。そんな急に給料が変動したりすることもないし、キミに迷惑をかけるわけじゃないから別にいいだろ？」
女「私が言ってるのは、迷惑かけるかけないじゃない。どうして一言も相談してくれなかったのよ！？」
どうでしょうか？こんなやりとり、経験ありませんか？これぞまさに、異性間の美学の違いですね。女性はオンリーワンになりたいし、大切にされたいという美学があります。黙るという行為は、大切な本音と本音をぶつけあって、二人の価値を共有する「共感」の機会を大いに減らすことに繋がります。
女性に魅力を与えたうえで、悩みや辛い思いは伝えた方が、関係はぐっと良くなるんです。片思いの状況で、女性があなたへある程度の好感度を積み上げているのであれば、
「●●ちゃんだけに聞いて欲しい相談があるんだけど…」
なんて切り出して、お茶へ一緒に行くことができたら、それだけで、男性としての評価は高まります。恋愛対象として、少しでも評価がポジティブな方へ転がっている場合には、一気に関係が深まる方法です。
好きな女性が持つ美学と自分が持つ男の美学のズレを理解すれば、女性を恋に落としやすくなる
男女の美学の違いは、恋愛の中では、女性に大きなストレスを与える
男性は論理を大切にし、「自分で考え、判断し、解決する」といったように自己完結こそ男の美学であり、女性にもそれをすることが良い結果に繋がると、決めつけている方も非常に多いのです。
先ほど言った相談をコンサルするケースもそうですが、「親対子」「先生対生徒」「上司対部下」でのあるべき姿を、「男対女」の時にも適用して、女からの評価を落としてしまうんです。
関係性が「男対女」以外の環境では、男が女と接していても「人対人」なんで、男女差の美学も受け入れる傾向にありますが、恋愛をしようと思うと、女性は女性らしく在りたいと思うため、男女の美学の差が大きなストレスになるんです。
女性は「悩みなどの情報は共有してこそ。それが親しいことの証である」こんな考え方の人が多いため、悩みを打ち明けたり、弱みを見せることは、女性の美学を心地良くすることに繋がるんです。
「私に相談してくれる＝私は大切な存在なんだ」と、こうなるのです。
また、打ち解ける段階で、あなたがそこまで好かれていないとしたら、悩みや弱みを相手に伝えることは、相手の心を開くきっかけになります。弱みを見せられると、見せられた相手は自分の悩みや弱みを返報しようとするからです。
男性にとっては美学に反することでも、女性にとってはそれも愛情表現の一環として受け取られることが多いんです。
自分の美学について常に振り返り、好きになった女性の美学に注目し、そのズレを分析し、女性の美学に沿った行動を取れるように、動いてみて下さい。
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