カタルシス効果と恋愛

恋愛心理学

カタルシス効果とは

カタルシス効果の意味

カタルシス効果とは、ネガティブな感情や経験について、

・想像させる
・語らせる

ことによって、苦悩の原因になった抑圧感情を取り除かせようとする精神療法の効果のことです。

カタルシス効果とは、心の浄化作用と言われます。

人は苦悩を抱くと、苦悩という現実を代償行為で不透明にしたり、逃避行動でシャットダウンしたりします。代償行為や逃避行動が多くなれば、自分が自分で本当に何を考え、何に悩んでいるのかが分からなくなり、感情をコントロールすることが難しくなります。

・想像させる
・語らせる

この自己対話ができる男性は、女性に対しても、カタルシス効果を促すことができるようになり、女性の心を浄化できる存在となり得るわけです。

Aという感情には、Aという感情に染みる物を選ぶ

映画・音楽・読書に関するカタルシス効果

悲しい時は悲劇、悲しい歌、悲しいストーリーのコンテンツに触れると、自然に、

・想像させる
・語らせる

という自己対話を煽られるため、カタルシス効果を得やすいと言えます。

恋愛におけるカタルシス効果

恋愛でカタルシス効果を活かす方法

初対面では上辺で明るい女性でも、何かしらの悩みどころを持っている可能性があります。恋愛でカタルシス効果を活かすには、以下の点を意識できる男性になる必要があります。

＜恋愛でカタルシス効果を活かす方法＞
1、自分の弱点を話す
2、女性の悩みを引き出す
3、相談役に徹する
4、自己開示を促す
5、掘り下げながら傾聴する

カタルシス効果を与えられない男性でありがちなのが、女性の苦悩に不必要な批判やアドバイスを加えることです。カタルシス効果の手法は、

・想像させる
・語らせる

ことです。つまり、女性が心地よくイメージし、心地よく自らどんどん自分の苦悩を語るように仕向ける「質問力」が必要になり、女性が深い共感を感じられるような「傾聴」も重要なポイントになります。

そのためには、まず、自分の弱点をさらけ出すことが大切です。すると、女性も自分のネガティブポイントを打ち明けやすくなります。相談役として、女性に認められれば、女性にカタルシス効果を与える機会に恵まれ、さらに、自己開示を促すことができます。

＜本音を引き出すポイント＞
＜深層＞「ぶっちゃけ…●●じゃない！？」
＜真相＞「意外と…●●だよね！？」
＜理想＞「理想はさ…●●って感じ！？」
＜妄想＞「もしも…●●だったらどう！？」

超モテ男術で度々登場していますが、深層・真相・理想・妄想を女性に背中を押す優しいテンポで聞くことができれば、女性は、「想像すること」と「語ること」を気持ちよく行うことができます。

最後に：カタルシス効果は恋愛において女性に与えられる影響力の1つである

カタルシスの基礎を使えば、お互いに本質に向き合える相乗効果な関係になれる

カタルシス効果はネガティブな側面における精神療法の効果のことですが、カタルシス効果の根本となる

・想像させる
・語らせる

という要素は、ポジティブな側面、夢、展望、目標においても、有効です。

女性が一緒に居て楽しいと思う時、女性は豊かな想像ができ、その想像を使って楽しくあなたに喋っていきます。そして、その空間に自分が居ることが自分らしく感じるようになります。心地よい時間を過ごし、自分らしい空間に居れた所以が、男性の男性としての魅力という点に腑に落ちれば、他の男性とは違う特別な存在となっていきます。

後は、その女性が男性として魅力に感じるトリガーを引いていき、女性が付き合っても良いというレベルまで好意を積み上げられれば(女性の友達経由で明確に好意があることの情報が手に入れば)、問題なく付き合えるようになります。

ネガティブな側面もポジティブな側面も、女性に対しても、自分に対しても、カタルシス効果の根本は使えます。お互いに本質に向き合える関係になれれば、男性は女性をアゲ、女性も男性をアゲる相乗効果な関係になります。ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。

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