男性なら知るべき恋愛心理学 と女心の関係。心理学は絶対的な存在ではない。
女心と心理学の大事な前提
心理学が恋愛において有効とは限らない
心理学の視点から女心を知れば、絶対的な恋愛の解を得られると考えている男性は非常に危険です。なぜなら、心理学は、学問としての一つの倫理に過ぎないからです。それは定理とは言い難い傾向性のようなものです。
例えば、心理学を使いこなすメンタリストのDaiGo。彼はよく、自分のパフォーマンスは外すこともあるということを強調しますよね。それは心理学から打ち出された傾向性によって、彼の判断は行われ、その傾向性は時として外れるからです。
徹底的に心理学を研究したDaiGoですら、外すのです。ですから、普通の男が恋愛で心理学を使いこなすのはもっと難しい。これだけは肝に銘じて下さい。
恋愛の心理学的な女心の定説は日本において研究されたものとは限らない
アメリカの心理学はアメリカの国民性にのみ当てはまる
恋愛における心理学的見地を情報として吸収する際に、あなたは、それがどの国の研究かにしっかりと注目する必要があります。アメリカの研究家によって導き出された恋愛と心理学の摂理は、アメリカ人だからこそ通用する場合があるのです。
また、研究の結果のみを見ると、一種の傾向や結果が見えるように感じますが、データのとり方、サンプリングの対象、回答の取得法によって、試験者を幾らでも誘導することは可能です。私たちは過去の研究から、その結果のみにフォーカスしてしまいがちですが、研究方法がそもそも統計学的に誤差のないと言い切れるものなのかは、様々な研究で疑問に残ることもあります。
そして、男性に伝えたいことは、その一人の女性を客観的に捉え、リサーチする能力があれば、そこから導き出される答えは、心理学と同等のものか、もしくは、それ以上の確実性のあるものが得られるということです。
心理学で女心を知ることが頂点だと思っていた男性は、今回の記事の考え方も視野の一つとして捉えてみて下さい。
恋愛心理学者、恋愛カウンセラーの多くが、恋愛マスターの経験的法則に負けている
経験と感覚を研ぎませた方程式こそ、どんな女性の女心も鷲掴みにする
私は、恋愛マスター、恋愛カウンセラー、恋愛心理学者、それぞれの知り合いを多く持っています。あらゆる恋愛の肩書を持った方と話していて、いつも感じることがあります。
それは、本当にモテる恋愛マスターは、恋愛の心理学を軽々と超えているという事実です。
どういうことかというと、例えば、恋愛マスターが多くの女性と接した経験から、自分なりの方程式にたどり着くのですが、その節々の話を聞いて、私が「その女心は心理学の○○の法則ですね！」と言うと、恋愛マスターたちは「えっ？心理学ではそういう言い方になるんだ…」なんて答えたりします。
恋愛を完璧に極めるうえで、心理学もきちんと学ぶ恋愛マスターの方もいますが、学んでいる途中に、「これって別に学問で言わなくても分かってるしな…」なんて情報が沢山なのです。もちろん、コアなところに行けば、よりコアで取りこぼしている情報に接することもできますが、女心をある程度掴みながら、その女性の心理を突き、きちんとモテるというレベルに関して、心理学を追い求める必要性をあまり感じません。
恋愛マスターたちは自分の経験によって、自分の事例を因数分解して、大学で大掛かりな研究をするのと同じような結果をはじき出すことができるのです。
さらに、恋愛マスターは、一人ひとりから絶対的にモテる女心への柔軟性を兼ね備えていたんです
女心の心理学的定理や法則に縛られない恋愛マスター
誰からもモテる恋愛マスターはレアケースに柔軟に対応することができます。自分の経験論や心理学を疑う癖に長けているのです。
なぜなら、その女性の女心を決定づけるのは、心理学ではないからです。心理学はむしろ、読み取り方です。
女性の女心を決定づけるのは、その女性の…
1、価値観
2、感覚
3、生活習慣
の3つを見極める必要があります。価値観も、感覚も、生活習慣も、過去の肯定感と否定感の経験がどのようなものだったか左右されます。過去から積み上げた価値観と感覚と生活習慣によって、現在の女としての心、つまり、女心が出来上がります。
それを読み解く一つの材料が心理学に過ぎないということです。
女心を決定的に読み取る心理学を凝る手法
いろんな方向性から多くの裏取りを行う
女性が「今の女心は○○である」という確証を取るには、いろんな方向性からその女性の心情を確認する必要があります。
さて、一番確かなのは、その女性が信頼のおける友人が、その女性から心情をきちんと聞くことです。信頼のおける人間に漏らす情報は、心理学を超えて、女心をきちんと示しているわけです。
ということは、好きな女性の女心を知るには、その女性の親友と仲良くなり、その親友から信頼を勝ち得たうえで、その女性の女心を仕入れてもらう関係になる必要があります。
簡単な言い方をすれば、好きになった女性の親友に恋のキューピットになってもらうということです。
男としてのリサーチ力を磨き、女心を暴く
心理学で読み取るにも、経験的に読み取るにもリサーチが重要
女心を暴くにはリサーチ力です。リサーチとはその女性の立場になって、その状況を読み取ることです。
この状況だと、「一般的に女の子って○○だよね」っていう読み取り方ではありません。
その女性の、その女性ならではの読み取り方です。
一般論とその女性ならではの論理の誤差を理解することこそが、ムラなく女心を掴む最高の術と言っても過言ではありません。
女性から本音を聞き、その本音を方程式にする
女性があなたに心を許した状態で、本音で自分の心理を語る。これができれば、女心は丸裸です。
そのためには、前述しましたが、その女性の価値観、感覚、生活習慣を、過去の肯定感と否定感の経験から読み取り、未来へどのような思いを抱いているのか、突き詰めることです。
恋愛で女心を読み取る心理学とは、本当の女性の姿を見せてもらう作業
心理学とは法則ではないことを知ろう
以上、男性なら知るべき恋愛心理学と女心の関係について説明してきました。心理学は絶対的な存在ではないことはお分かり頂けたかと思います。
相手の自我を演じきれるぐらいに、相手の心を客観した情報から読み取り、その情報を、女性の信頼のおける友人とすり合わせていくことこそ、確実な心理学と言えるでしょう。
心理学とは、本当の意味で、多くの人に通用する心理を探ることではなく、その人にしか持ち得ない価値を探り当てること。そう思えば、あなたの恋愛のセンスも磨かれ、女心をより理解することができるようになります。
ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。
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