心理学ノレム＆キャンターの防衛的悲観主義

不安が強い人の方が恋愛でモテるというのは本当か？

ガツガツもオラオラもしておらず、イケイケでもなく、むしろ、控えめで常に不安を抱いているような男性が、気づけば、女性から好意を獲得している。

これは超モテ男術のメンバー自身にも言えることです。実際に、我々は女性へ話を投げかけていることの方が多いですし、もちろん、魅力の刷り込みの過程は踏みますが、口説くといった分かりやすいものでもありません。そして、初物、初めての環境があまり得意ではなかったりします。

恋愛に不安のある人ほどモテる、これはある種、理にかなっています。

心理学者のジュリー・ノレムとナンシー・カンターは、実際は成果を出しているのに、今度はうまくいかなくなるかもしれないと悲観的になるタイプを、防衛的悲観主義と定義しました。

と、しています。恋愛というのは、その人ならではの価値観にフォーカスし、最適解をコミュニケーションやパフォーマンスで相手にもたらしていく必要があります。それだけに、ビジネスシーンよりも、防衛的悲観主義であることがメリットになります。

恋愛における防衛的悲観主義とモテるの奥深さ

不安は持っていても、不安を相手に悟られない

防衛的悲観主義というのは、成功しやすい概念ではありますが、その概念を表に思いっきり出して「相手に悟られる」と、恋愛では舐められることがあります。つまり、不安の出し方っていうのが、モテにかなり関わってきます。逆に、その不安を隠せるものなら隠した方がいいです。

相手に不安を伝えることは、相手が自分に本音を語る自己開示効果を高めます。なので、よりベストなのは、「不安を相手に伝えながら、舐められずに、かつ、自分の評価すら上げてしまうこと」です。

要は自分に不安を持っていても、相手と絡む時は、その不安は不安以外のものと絡めて、多面的で心地よいコミュニケーションにうまく調理すると、恋愛不安というのは、良い方向に転がりやすいんです。

恋愛不安の人は、モニタリング能力が非常に高い

だから、その人独自のツボを押して、特別視されることができる

他の人よりも分かってくれる、他の人よりも見てくれている、こうした「他人とは明確に違う」と相手が腑に落ちることが「特別視」という現象を生んでいきます。さらに、性的魅力を積み重ねて伝えることができれば、「異性として特別視」することへ発展し、それは恋愛関係に発展するということを意味します。

こうした特別視への階段を上りやすいのは、防衛的悲観主義者のような恋愛不安の方なのです。

楽観主義者は、ノリや価値観がたまたま合った際は、ばっちりハマったように見えます。また、楽観主義者で明るい人は、初期のコミュニケーションにおける「打ち解け」の時間が早いので、モテてるように見えることもあるでしょう。

でも、実際にモテるかどうかは、きちんと異性として好かれた、クロージングとしての告白が成功した、こういったことなのです。恋愛不安の人は、自分自身を俯瞰する能力も、相手のことを考える力も、状況や空間を見抜く力も、総じてモニタリング能力が高く、多数の予測を因数分解して、最適解を出すことができるタイプです。

恋愛不安な人の防衛的悲観主義が活きるのは、恋愛解を知っているからこそ

だから、恋愛ノウハウが恋愛不安には大きな掛け算をもたらす

恋愛不安でいいと思います。ただし、なるべく過剰な不安をなくしましょう。そして、行き場のない不安をなるべくかき消しましょう。

それができるのは、「モテる方法＝恋愛の解」をなるべく捉えた人間です。

どんなにモテる人でも、会った瞬間にその異性の本質を捉えることはできません。外見や表情や姿勢から状況判断は始まりますが、会話のトーンやボディーランゲージ、さらには、過去の経験や現在の価値観や未来の展望を聞き出していくことで、徐々に不安はかき消されていくのです。

でも、「モテる方法＝恋愛の解」をあまり知らない人は、どんなに女性から情報を引き出しても、それが不安が消えていくことにつながらないのです。その情報がモテることへ活かされること、活かせることを把握できないからです。

超モテ男術のメンバーも未だにみんな不安は強いと思います。初対面の女性に「えっ？緊張してる？」なんて言われますからね。でも、清潔感だったり、ファッションだったり、後はのちの自己紹介から、打ち解けトーク、そして、自己開示トークから、魅力の刷り込みまで、徐々にスピードアップしていきます。

最後に：恋愛不安なんて自分の脳が作り出した幻想に過ぎない

むしろ、恋愛不安は恋愛の神様が贈ってくれたギフトのようなもの

恋愛不安なんて、ある意味、恋愛の才能の塊みたいなもんだと言えます。教材を買ってもらったり、直接指導したりした人の中で急成長を遂げるのは、恋愛不安が強いモニタリング能力が高い人たちだからです。

面白いことに、恋愛不安なんて、幻想なんですよ。現実世界に、不安というモンスターがあなたの目の前に現れて、あなたを襲そおうとしているわけではありません。脳から心が感情として発してできあがっただけなんです。だから、恋愛不安はほんと幻想です。

しかし、恋愛不安は最高かつ最強のギフトでもあります。不安をもらったからこそ、高いモニタリング能力を装備することができたんです。不安は幻想だけど、リアルで活かせる能力はくれたみたいな。

でも、多くの人は、そのリアルに活かせる能力には気づかず(育てず)に、幻想としての不安だけにやられちゃってるんです。

恋愛不安でも、いいんですよ。それだけでも、胸に秘めて頑張ってみて下さい。

恋愛の結果にも左右する自己効力感とは？

恋愛をすぐ諦めるのは自己効力感が欠けているから

無力感に駆られて、すぐに飽きてしまったり、辞めてしまうことってありませんか？それは、自分が自分に期待し、目的へ向けた自分の効力を発揮することができないためです。

カナダの心理学者アルバート・バンデューラは、自分への期待こそが、その行動を取ることにつながると提唱し、期待を結果期待と効力期待に分けました。

結果期待とは

実は結果に大きく期待しても、モチベーションの炎はすぐ沈下する

結果期待というのは、「こうすればうまいくい」という期待のことです。こうすればモテるはずだ、こうすればきっと女性をお持ち帰りできる、といった期待が結果期待です。

しかし、結果期待というのは、なかなか実行に至りません。結果のみに心を働かせて、一時的に熱くなってすぐ冷めるノウハウコレクターが抱くのが、結果期待です。ノウハウばかりが集まって、方法は分かり切ったような気持ちになって、結果期待を集めまくって、どんどん行動ができなくなるのです。

効力期待とは

プロセスへの効力を期待できるからこそ、結果という点へ結びつく

効力期待とは、「自分にはその行動を取ることができる」という期待です。結果期待が「結果」に対する期待だとすれば、効力期待は「プロセス」に対する期待だと言えます。

恋愛でより美人美女から好かれるようにならないとまずと思い、恋愛セミナーでコミュニケーション能力を高め続ければ、美人美女を捕まえられるということは分かっていても、「セミナーに出るのは休日が潰れて無理だなあ」と思っている人はなかんか実行しません。

それでも、「オンラインコンサルなら、料金が高くても、質問もマンツーマンでできるし、夜だし、これならできそうだ」と思う人は、オンラインコンサルに励むことはできますが、「いや、夜こそ、平日の仕事へむけて疲れを取らないと、人生やってられなくなる」とためらう人は、実行が難しくなります。

恋愛で自己効力感を高める方法

恋愛のプロセスに集中し、「モテる」という結果を引き寄せるには

自己効力感とは言ってみれば、前述した「効力期待」をいかに引き上げるか、ということになります。自己効力感を提唱したアルバート・バンデューラは、その自己効力感を高めるためには、以下の4つが大切だと述べています。

直接的な成功体験を増やすことは、恋愛においてもっとも大切です。なので、正しい恋愛ノウハウを与えた時に、「数打ちゃ当たる」でも、過去に何かしらの恋愛成功体験を持っていた人のほうがズドーンと成長します。これは、ポテンシャルとしての効力期待が高いからです。

モデリングは、誰かがうまくいくのを観察することを指します。特に自分と身近な存在が成功していれば、自分にでもできそうな気がします。そして、大事なのは、身近な人の成功を見て、「自分もできる！」ということは植え付けても、その人たちから成功法を聞き出すようなことは、恋愛ではご法度です。

なぜなら、恋愛をノウハウとして細分化できない人に、恋愛の成功術を聞き出すと、訳が分からなくなるからです。いろんな人に聞いて、全員違うことを言っていて、逆に「俺には恋愛が理解できない」となって、効力期待を下げることになります。

「やればできる」といった自己暗示やポジティブ・シンキングは確かに良い手法の1つです。自分を鼓舞することで、行動力は幾分かは増すでしょう。脳科学的にも良い言葉を投げかけるとパフォーマンスは上がるとされています。

生理的。感情的状態を良くするのも、非常に大事です。特にストレス反応が出ると、自己効力感は低下しやすくなります。部屋をきちんと掃除する、服をクリーニングする、体をしっかり洗う、身だしなみを整える、運動をする、しっかり休む、睡眠環境を正常化する、食事を健康なものにする、こういったいたって普通なことが、行動力を爆上げしてくれるのです。

恋愛という分野は一番自己効力感を必要としている

恋愛は自由、その自由で羽ばたくか、苦しむか

恋愛ってルールないですよね。法律がありません。強引な犯罪とかそういうのは抜きにして、恋愛は自由です。そして、一般的にはノウハウなんてない、「恋愛は水物」だと思われています。恋愛は強制されるものでもありません。義務もありません。行動を起こす際に、こんなに自分自身へ行動を委ねられたジャンルはありません。

だからこそ、恋愛において、効力期待を育て、高い自己故効力感を作り上げることが、恋愛という自由なフィールドで羽ばたくコツになるんです。

恋愛で自己効力感を高めることができれば、少ない出会いでも、関係が自然にできちゃいます。正しい恋愛ノウハウが組み合わされば、「モテたくない！」と決意を固めても、モテてしまうでしょう。

それは、相手のことを思い、相手のために振舞おうという効力期待が高いから、自分では「モテないよう」にとパフォーマンスを下げたつもりでも、周囲よりも入パf－マンスで、異性の心を射止めちゃうからです。ぜひ、恋愛において、自己効力感を高めるということを、視野の一つに留めてみて下さい。

暇アピール女性の心理

暇だという女性は助け船を求めている

率直に暇アピールする女性は、助け船を求めています。何が満たされていないのかは、その女性に状況によりますが、暇だとよく言ってくる女性は以下の心理が働いていると言えます。

直接的にあなたを男性として求めているものから、そうではないものまで幅が広いですが、どちらにしても、こちらが落としやすいことは確かです。

自分から暇アピールするのと、質問に対して暇アピールするのでは訳が違う

質問に対する暇アピールは信用するな

自分から会話の節々に暇であることをアピールする女性は、基本的にイケます。落とせます。逆に、気を付けたいのが、こちらからの質問に対して、「暇」だと答える女性です。特に「最近、忙しい？」という質問に対する答えは、あまり直接信じると痛い目に合う可能性もあります。

忙しいかどうか聞かれて、「謙遜して暇だと言っておくのが一番無難である」という気持ちになって、暇をアピールする場合があるからです、まぁ、社交辞令ですよね。

暇アピールするのに誘ってこない理由

そもそも時間に主体的ではないから暇

暇アピールするのに、自分に具体的な誘いを申し出てこない女性はたくさん存在します。自分で主体的にプランを組んで過ごすほど、時間を主体的に埋められないわけです。

また、暇アピールすることで、一定のプライドは壊したとしても、「自分から誘う」というラインまではプライドを落とせないと思っているかもしれません。「自分から誘う」ことが自分の無価値化につながると、定義している可能性があります。

暇アピール女性のプライドをくすぐりながら、上手く誘ってあげれば、ほぼほぼ展開は上昇させることができるでしょう。

暇アピール女性は「脈あり」か「脈なし」か？

暇を埋められない女性は流されやすい

主体的な時間を過ごすことができない女性は、得てして「流されやすいタイプ」が多いです。「ネガティブの埋め合わせ」や「刺激の上乗せ」を求めているけど、自分自身ではそれを手に入れることができずに、かといって、強い要望もない。

だから、「漠然と暇」というアピールをするのです。

そう考えれば、暇アピールする女性というのは、こちらのペースに乗っかりやすいです。その女性の過去の経験や現在の価値観が分かれば、なおさら、答えは早いでしょう。「そうやって、暇なときにさ、あんま仲良くないけど、そこそこいいなーって男性から、飲みの誘いとか来たら行くわけ？」みたいに聞けばいいんです。それで、「全然いくーいくー！」なんて言ったら、「じゃあ、今度、俺が連れて行くわ！ちょいいろいろ面白い話しようや！」とスムーズに展開させることができます。

最後に：暇アピールする女性のライフスタイルをリサーチしよう

実際に暇かどうかを聞いてみるべし

暇アピールしてきたら、「嘘でしょ！？だって、なんか公私で充実してそうやん！じゃあ、休日はずっと家におるわけ？今月の土日8個全部暇で何もしてないとかないですしょ？」みたいに聞いていけばいいんです。

それで、おやおや、本当に暇な女じゃないか！ってことになったら、誘って一緒に楽しみ合えるでしょう。まぁ、暇を持て余す女性って、どうなんかなーとは思いますが、意外とパートナーが見つかったら、それをモチベーションに主体的になれるいい女性かもしれません。

余裕があれば、いろんな女性と内面を深め合う時間を取ってみるのもいいですよ。その女性に真摯に接したおかげで、すげーいい女性を紹介してもらえる可能性もあるわけです。ぜひ、暇な女性の相手もしてあげてみて下さい。

多数派同調バイアスとは

日本人の最たる心理的特徴

多数派同調バイアスとは、簡単に言えば「集団行動を取りたがる、集団に流される心理的傾向」を指します。ぽつんと島国、外から内への力を加えられる歴史を積んできた日本人は、外から内へギュッと固まる性質が遺伝的に備わっているようにも思えます。

アメリカの文化人類学者ルース・ベネディクトは、日本文化を説明した著作「菊と刀」で、日本人を「恥の文化」と言葉で特徴づけました。さらにSNS隆盛の時代は、周囲の「いいね！」や声に敏感になり、多数派同調は強められていると言えます。

好きな女性がどの程度、多数派同調バイアスが効くのかを計ろう

普通の幸せを求めるか、人と違う道を好むのか

多数派同調バイアスに影響されやすいかどうかは、女性によって個人差が大きくあるでしょう。むしろ、多数派に同調されないものを提示したほうが心が動く女性もいます。

正統か異端の価値観とトークをすれば、好きな女性の多数派同調バイアスはおのずと見てきます。

こんな感じで、多数派同調バイアス要素のある内容を入れ込んで、女性と中身の濃い話ができれば、自己開示させることに繋がります。

恋愛で多数派同調バイアスを活かす方法

魅力の刷り込みの際に多数派同調バイアスを入れ込む

我が道を行くタイプでも、人に流されやすいタイプでも、言えることは「第三者評価が高い人に対しては、価値の高さを感じる」というものです。要は、第三者評価が高いことを早めに伝えることができれば、外見が悪かろうか、ちょっとコミュ力がなかろうが、恋愛はかなりいい感じで展開していきます。

第一印象を高められずに、あなたの雰囲気や言動に説得性がないというケースでは、自薦はかなり影響力が悪くなってしまいます。そういった場合は、他薦を積み重ねていくしかありません。

この男性には私がまだ掘り下げられていない何かががある。そう女性が腑に落ちれば、あなたとまだまだコミュニケーションを取ろうと思うようになります。

嘘八百でもいいので、キャッチーな第三者評価を用意しておくと、出会い頭であまり感触が良くない時に、女性がぐっといきなり関心のスイッチを入れることが多くなります。

「多くの女性に支持されている」という多数派同調バイアス

いい女に支持されているはずがないと思い込んでいるというバイアスを多数派同調化に転じろ

例えば、超モテ男術の相談者でこんなことがありました。キャバクラでキャバ嬢に「お客さんと付き合うとか結構ある？」と聞いた際に、「うん、てか、ずっと彼氏はお客さんだよ。夢あるでしょ？」とか、上から目線で来たとします。で、その返しで「夢も何も、俺はキャバ嬢から告白されたこと結構あるし、なんなら、ヘルプで着いた子が30分後には、デート誘ってきたりとかもあったよ」なんて返すと、いきなり関心を寄せて、最後はそのキャバ嬢もデートを申し込んだというケースがあります。

多数派同調バイアスというか、自分の持っている芯となる魅力を読み取ってくれるような優れた女性は少ないんで、こちらから、持っている魅力は伝わりやすいように伝えるというのも、より多くの女性にモテるうえではとても大切です。ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。

バーナム効果とは

分かっていても効く、それがバーナム効果

バーナム効果とは、誰にでも当てはまるような曖昧な性格を指摘し、相手がその内容を自分だけに当てはまる性格だと捉えてしまう心理学用語です。アメリカ合衆国の心理学者、ポール・ミールが、興行師 P・T・バーナムのバーナムを取り、名付けました。

あなたが女性に性格を指摘したとします。

ザキヤマや高田純次のテキトー発言を真剣にカスタマイズしような感じですかね。

これを言わせたら、バーナム効果を与えたという証になります。いや、みんな人間なんだから「一面」として「程度の差はあれど持ち合わせている性質」なのに、それを指摘すると、「私個人のオンリーワンな性質を言われたような感覚になっちゃうの！」みたいなのが、バーナム効果です。

意外と合理的で論理思考が強い人でも、バーナム効果は聞いたりします。占いってジャンルなくならないですよね(笑)あれは、バーナム効果の最たるものです。「分かっちゃいるけど、指摘されると、心に響いちゃう」、それがバーナム効果です。

バーナム効果に人が影響を受ける理由

バーナム効果はなぜテキトーでも相手に響くのか？

答えは明白で、人は「自分について相手が語ってくれることがとてもうれしい生き物」だからです。

だから、バーナム効果は、恋愛における女性とのコミュニケーションでも威力を発揮します。逆に、具体的な指摘、コンサルティングトークは、女性から嫌われることが多いですね。これは、『ブーメラン効果と恋愛心理学』の記事でお伝えしているんですが、「人は説得すればするほど、相手は自分の意見にこだわるようになる」からです。

いわば、バーナム効果の逆効果がブーメラン効果と言えます。具体的な自己否定を相手に喰らわせて、想像的に夢を見させることすらさせない人間は、プライベート同士の付き合いでは、避けられます。逆に具体的に自己拡大を促し、想像的にかつ具体的に夢を見させるコーチング的トークができる男性は、バーナム効果のさらに上を行く心理的影響を与えます。

バーナム効果を高めるトーク技術「二面性提示」

二面性提示とは

バーナム効果を語る際に一緒にくっついてくるのが「二面性提示」という心理テクニックです。

人は一面だけを指摘されるよりも、二面的に指摘された方が当たっていると思ってしまう性質があります。

二面性提示によって、相手は自分の多面的な内容を考えます。そして、自分で考えた自分の自我を再度、あなたに報告します。要は、自分の新たな一面をあなたに開示する自己開示という作業が、二面性提示によってスムーズに行われるわけです。

恋バナ＆バーナムのWバナアタックで女性の特性を炙り出せ！

バーナム効果で女性にモテる方法

恋愛心理学って、机上の空論というか、実用性ないとか、統計的にそれどうなん？(笑)みたいなものも多いんですが、二面性提示はは、意識して使ってみて良いと思います。

特に二面性提示によって、相手を自己開示させながら、相手の恋愛特性掴むことができるのは、めちゃくちゃ良いです。相手の恋愛特性が分かれば、刷り込むべき魅力が明確になり、その魅力を自分が持っていると腑に落とせば、好意を獲得できます。

二面性提示のコツは、女性に対して「実は俺こんな風に思ったんだけど…」的なノリで、相手の内面に興味があると思うことです。気に入られようとか、好かれたいという想いではなく、「単純に気づいて、興味があるから聞いてます」的なテイです。

ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。

恋愛におけるボディランゲージの重要性

ボディランゲージは、好感度や魅力度に密接に関わる

アメリカの心理学者アルバート・メラビアン、体の姿勢や位置によって、人の好感度や魅力度に影響が加わることを明らかにしました。

超モテ男術的には、この成分は完全に肯定できるものとは考えていませんが、まず、「見た目の壁」があって、次に「雰囲気の壁」があって、「友好の壁」があって、次に「自己開示の壁」があって、「性的交換の壁」みたいなのがあって、異性として受け入れてもらう際に、いちいち前段階で壁を壊す際に、ボディランゲージ的な要素はとても重要だと感じています。

女性に好かれるボディランゲージ5つのポイント

好感度を上げるボディランゲージのコツ

心理学的には、相手に交換を与え、相手の関心を引きつけるボディランゲージは、以下の5つがポイントとされています。

余裕がある男性の雰囲気も同様です。相手に対して体を開くというのは、相手を受け入れようとするメッセージであるとともに、外向的なものに対して、恐れずに自信のあることをメッセージと伝えるため、非常に良い結果を生む可能性が高くなります。

どうでもいい時ほど、うまくいくのは、そのためで、おそらくどうでもいいと思っている時は、好感度や魅力度が伝わりやすいボディランゲージになっています。ブスや好きじゃない女性にしか好かれないタイプは、「どうでもいいと思えるマインド」を常に作る必要がありますが、そのマインドを美女や好きな女性の前では「強がり」レベルまで引き上げて、敵対するみたいなことをしちゃうんですよね(笑)

ボディランゲージは女性の警戒心を雪解けさせるのにかなり有効

女性と話す時のボディランゲージのコツは上半身を動かすこと

足を開く、体を女性に向ける、前かがみになる、でも、くつろいで、がつがつせずに、軽やかで、慌て過ぎに、相手へ挑む。この意識だけで自然と体は動いてくるかもしれません。

あと、結構IT系経営者やネット有名人が手を使ってインタビューで語る「ろくろ回し」が馬鹿にされたりしますが、あれは多すぎなければ、すごく良いと思います。熱意が伝わるボディランゲージですね。手を使ってイメージや大きさや量を表現するなど、話す最長に手や腕を使うシチュエーションは幾らでもあります。

女性が悲しい時は、頭を抱えて「うわぁーそれはキツイね…」と共感するのもボディランゲージです。例えば、女性が語ったことに対して「ちょっと待て！想像してみるわ！」と言って、腕くんだり、指であご掴んだり、それも真剣に話と向き合ってることを伝えるボディランゲージです。

こういったジャブを毎秒ごとに打っている男性と、そうじゃない男性は、警戒心の外れるスピードが違ってくるのは当然です。リラックスしながら、ワクワクしてる感じで両腕を振ってて、少しニコニコしていると、女性からよく「えっ？どうしたの？何か考え事？それともいいことでもあったの？」みたいによく聞かれますが、これも警戒心を外すことに繋がります。

NGなのは、「いざ、俺に話しかけなさい」みたいな恩着せがましいボディランゲージです。あくまで自然で、相手に話し掛けられるためというよりは、相手の気持ちを穏やかにするためということを忘れないで下さいね。

最後に：言葉に重きおを置くあまりに、体で語ることを忘れていませんか？

感覚が敏感な女性ほど、感覚で語りかけることが大切

ボディランゲージっていうのは、リラックスしていれば、自然にできるようになると感じています。恋愛が苦手な男性は、基本的には、恋愛に挑む環境で心身が緊張しやすくなるため、基本的に「体を閉じる」傾向にあります。

開くことが不慣れで、気持ち悪さを感じるかもしれませんが、徐々にやれる範囲からやってみて下さい。超モテ男術のメンバーが「呼び捨てで読んだ方が密着度は高まるけど、＜ちゃん付け＞や＜さん付け＞が性に合っていると感じ、呼び捨ては基本しない」みたいなように、ボディランゲージも性に合わせて、やれる範囲からで良いと思います。

独り言やリアクションに動きを付けるだけでも、だいぶ変わってきますよ。ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。

恋愛の会話におけるアンチクライマックス法とは？

会話には「クライマックス法」と「アンチクライマックス法」の2種類がある

会話をして、相手に影響力を与える際に大切なことは、話した際の「説得力」です。恋愛で言えば、あなたのアピールに説得力を感じなければ、女性へ魅力を刷り込んで好意を積み上げることは難しいですし、警戒心をなかなか外すことができないでしょう。

説得力を与える話し方として、心理学では、「クライマックス法」と「アンチクライマックス法」の2つの方法が有効だと言われています。

クライマックス法とは

クライマックス法とは、「もっとも言いたいことを最後に話すという手法」です。最後に話を盛り上げ、聴き手に余韻を残すオーソドックスな手法です。相手が聞く気、あなたに関心を抱いている時に効果的になります。

アンチクライマックス法とは

アンチクライマックス法とは、「最初に言いたいことを言ってしまう方法」です。相手が聞く気がないケースでは、最初に重要なことを言ったほうが効果的と言われています。

恋愛において言えば、女性は「会った瞬間のイメージ」で、あなたの「格」が上か下かといったような、ポジショニングを半無意識的に判断します。それが「好みか好みじゃないか」「中の下」「見た目は悪くない」とか、格付けの仕方は、その女性の個性や価値観や歩んできた人生で変わっています。

これは、特にフツメンやブサイクに言えることだと思います。

アンチクライマックス法を効果的にするコツ

興味本位の女性性を聞く気にさせて、一気にアンチクライマックス法を使う

恋愛で女性に好かれるための「アンチクライマックス法」は、言わば、魅力の伝達です。

極論こんな感じです。「俺って、レストランとか言ったら、女性に椅子とか引くみたいなタイプなんやけど、それって●●ちゃん的には、そこまでする男性逆にキモいやろ？」みたいなフレーズだって、間接的アンチクライマックス法なんです。

そして、アンチクライマックス法を効果的にするには、「興味本位の女性性を聞く気にさせて、一気にアンチクライマックス法を使う」ことになります。

これに即したのが、例えば、高級じゃない廉価のラウンジやキャバクラで、「①女性を厚くもてなし、②サクッとドリンクを頼んであげて、③微妙な男性客と接することをいたわってあげる」という手法があります。これだけで、男性としての質感を高めさせられるのは、キャバクラやラウンジで俺様モードで女性にドリンクも飲ませずにストレス解消している男性が思った以上に多いからです。

すると、女性は男性に期待感を持ってくれるので、席に座って数分後にはアンチクライマックス法で、男性的魅力刷り込んで、会話が好転に好転を重ね、数十分後には好かれているみたいなことは、割とあり得るんですよ。社会的な実績や地位が高い人、自分が誇れるポイントを増やしている人ほど、「興味本位の女性性を聞く気にさせて、一気にアンチクライマックス法を使う」ということが上手です。

ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。

心理学のブーメラン効果とは

説得すればするほど、相手は自分の意見にこだわるようになる

「特大ブーメラン」というネットスラングがありますが、心理学でも、説得の場面における「ブーメラン効果」というものがあります。

結局、説得という行動によって、両者が利害関係者になってしまうと、ブーメラン効果が非常に強くなってしまいます。

ブーメラン効果はなぜ起こるのか？

説得が相手の共感性に沿っていないケースは非常に多い

説得というのは、非常に利害関係が突発的に生じる行動だと感じています。「自分のやり方、自分の進めるものは、あなたのやり方、やろうとしていることよりも絶対的に正しい」というパワーバランスが強く滲み出ると、その説得に応じることが相手へ屈することと同質化してしまいます。

説得の成分に、相手のアイデンティティを否定してしまうことが含まれると、相手は不快感を感じますし、逃走か闘争かを行います。つまり、説得から逃げるか、説得と闘うことを選ぶわけです。

説得が相手にとって心理的攻撃、心理的苦痛と感じると、説得への抵抗は強まります。要は、感情的な説得というのはたいてい失敗してしまうということです。感情的にならない説得、余裕のあるエスコートフルなプレゼンテーションのような説得こそが、恋愛においても、仕事などのコミュニケーションでも鍵になっていきます。

ブーメラン効果の強化

選択の自由が制限されると、制限されたものに魅力を感じる

ブーメラン効果が強化されるケースとして、「選択の自由を制限される」というのがあります。

こんな感じで説得すると、ダメだと言われた方に、前よりももっと引かれるようになります。特に、自分の魅力が完全に刷り込めていないケースでは、選択制限の説得は逆効果になりやすいです。

ブーメラン効果と公的場面

相手が大勢の前で自分の意見を主張したら、その意見を変えさせるのは難しい

ブーメラン効果には、相手が公的な場で発言した後、その発言と相反する説得をしても、なかなか説得するのは難しいとされています。

ラブホテルの前まで来て、人通りがある中で、いったん女性が「やっぱりホテルには行けない」と発言すると、それを説得するのはとても難しくなるというのも、多少はブーメラン効果があると思います。

女友達同士の会話で「でも、●●君はあたしの中では恋人ってことはないかなー」と一度発言すると、恋愛対象として見てもらうことが結構難しくなるのも、ブーメラン効果の性質と言えます。

結局、他人がいない個室で二人きりで話すということが、ブーメラン効果を生じさせないローリスクの手法だと言えます。ブーメラン効果的に言えば、個室で飲んでいる時にホテルへ行くことを誘って、店を出た後は楽しい話をしながらサクッと入っていくのが成功率がぐんと上がるコツと言えます。

最後に：自分の心をきちんと保って、ブーメラン効果の被害に合わないように

自分を見失うと、好きな女性なのに敵対視してしまう

恋愛で好きな女性と付き合おうとしてるのに、意外とその女性を知らず知らずのうちに敵対視している男性というのは多いです。

「自分なんかがこんな可愛い女性に好かれるわけがない」「絶対に自分を下に見ている」「どうせフラれる」みたいな思考が抜けきれずに、ちょっと調子が狂うと、女性を半無意識的に敵に見てしまうみたいな感じです。

自分の肯定感のために恋愛をしている意識が強くなりすぎると、独りよがりになって、説得やデートのお誘いや告白の際に、女性から利害関係者と認識され、ブーメラン効果を喰らっちゃいますよ。

口説くというよりは、「女性の内面に寄り添った結果、それを提案していて、別に提案を跳ねのけてもらってもいいし、もっと違う正解もいっぱいあるし」というテイで絡んでいくと、より成功しやすいと思います。ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。

恋愛における自己肯定感、自尊心とは？

自己肯定感とは、ありのままの自分を受け入れていること

自己肯定感とは、変えられない自分の今を肯定している感情、感覚を指します。100%の自己肯定感を持った男女はなかなかいないと思いますが、自己肯定感が高ければ、自己否定のダメージが軽減され、逆境やピンチをチャンスへ変換させる能力が高まります。

端的に言えば、自分がミスをしたり、相手に否定をされたときに、「ありがとうございまいます！」とポジティブに深く向き合えるのが、自己肯定感が高い人です。ミスや否定をきちんと受け入れ、危機感を持ちながらも、ミスや否定は自分を高める肥やしや糧になると感じています。

逆に、自分がミスをしたり、相手に否定されたときに、「はぁ？そんなこと言ってひどい！」とネガティブに怒りをあらわにし言われたことに向き合えないのが、自己肯定感が低い人です。そもそも自分が自己肯定できていない部分をいじられて、崩れそうな感情を刺激されて、自分からリズムを崩しているのに、相手のせいにしちゃうんです。

自尊心とは、自分を尊敬している気持ち

自尊心とは、自分をより第三者目線で見て、「尊敬に値する」という気持ちと思ってもらってかまいません。例えば、自分の自伝が本として出版されていて、それを読んで、「この人すげえーな」と自分で思えるみたいな感じです。

心理学的には、自己肯定感も自尊心も自己を受け入れるという点で、同質とする考えもありますし、自己肯定感と自尊心は交わる部分も非常に多く、個々に独立しているわけではありません。

自己肯定感が低い男の恋愛の特徴

自己肯定感が低い男は自分のペースを保ちたがる

自己肯定感が低い男性の恋愛は、とにかく「独りよがり」になる可能性が非常に高いです。「分からないこと」が自己否定に感じてしまい、その分からないことを一刻も早く解消したいという衝動に駆られます。

デートを自分の価値観の範疇から外せなかったり、告白を自分のタイミングで行ったりして、自滅するパターンが非常に多いです。また、ちょっとポジティブなことがあると、それを拡大解釈します。「そうあったらうれしい」という予測を、既成事実のように頭に刷り込むわけです。

結果、相手が見えていないんです。まぁ、ほとんどの非モテ男性は、恋愛における自己肯定感が低いので、自己肯定感が高いモテる男性は、女性から「なんで、他の男性よりも、私のことを分かってくれるの？」という反応をもらえますが、これは単純に女性の本質をしっかり見ようという余裕のある男性がいないので、相手をきちんと見ている男が際立つわけです。

自己肯定感の低い女を落とすのは簡単

自己肯定感が低い女は、自己拡大を促せば、落とせる

自肯定感が低い女性というのは、自己肯定感が高まる場所を好みます。例えば、あなたのことを良い男性と認識すれば、あなたから女性として褒められることは、自己肯定感が高まる心地よい時間になります。

ともすれば、「あなたといて、自己肯定感が高まる自分が好き」という感情をと「あなたが好き」を混同する可能性すらあります。

女性がどのくらい自己肯定感が低いのかによって、女性の落としやすさはかなり個人差があります。というのも、自己肯定感が低すぎる女性は、かなりひねくれた考えで、こちらの話を素直に受け止めてくれないからです。

コツは、自己拡大を促すことです。自己拡大とは、「新しい自分の良さに気づくこと」です。なので、女性が短所や弱点だと思っていることを、実はそれは長所だったり、誰かにとっては喜ばれることだったり、むしろ、将来が輝くためには良いことじゃないかと、話してあげると、それが自己拡大につながります。

特に、女性があなたの男性的な価値を「私とはかけ離れた別世界の人」と捉えると、あなたといるのがつらくなります。だって、あなたといることで常に自己否定を浴びることになるわけですから。その場合は、根気よく女性に寄り添って、女性を素直にさせていく作業が必要になりますが、それを根気よくやれば、コロッと態度が変わり、好きになってもらえます。

自尊心を相手に誇示する男性の恋愛の特徴

自己肯定感が低い男ほど、強烈な自尊心を相手に見せつける

自尊心が低い男性の恋愛は、「プライドの誇示」の時間が非常に多いです。誇示するので、それが「魅力のプレゼン」になりません。自尊心が低いゆえに、自分を認めさせたいようなオーラから出てくる「自分語り」に気持ち悪さを感じるわけです。

とにかく自分を大きくみせるのは、その場をありのままでやり過ごす余裕がないからです。

例えば、芸能人や経営者の中では、一般人の方とプライベートな交流会で会ったときに、「黙り込んで話し掛けるのをずっと待っている」というタイプがいます。

これは、芸能界の中でのタレント、ビジネスの中での経営者という枠から外れ、自分が一般人として相手と対峙するときに、自分の心の余裕がなくなり、強がっている何よりの証拠です。むしろ、タレントや経営者なら、自分から積極的に話し掛け、優しく気を使った後に、「実はですね、こういう感じで…」と、自分の仕事説明したら、ギャップズドーンでめっちゃモテますよね。

ありのままの自分を受け止められずに、有名な俺、稼いでる俺という兜がないと、強がれずに、その兜を見せつけようとする男性は、自信がありそうで自尊心が高そうに見えそうですが、実は自身もなくて、本物の自尊心もなく、自己肯定感も低いと言えます。

最後に：一長一短で得られない自己肯定感を粘りながら高めていこう

自己肯定感が本当に高まれば、人生そのものが楽になる

「ありのままの自己を受け入れることが大事だから、自分をきちんと受け入れよう！」と思っても、そんなすぐに自己肯定感は高まるものではありません。しかし、自分がピンと来る人生の言葉や名言をストックし、それを唱えてセルフモチベーションアップさせることは、脳的にも非常に良いとされています。

ということで、超モテ男術的には、この記事では以下の言葉を捧げたいと思います。

ありのままの自分をまずは、大肯定して構いません。しかし、ありのままの自分をサクッと殺し、相手にフィットさせた行動を取ることも大切です。この時に、自己肯定感が高い状態だと、相手は「こちらの様子を伺っている」とか「下から媚びてきている」という印象から、「こちらの気持ちを汲んで努力してくれている」とか「包容力満載でエスコートしてくれている」という印象へ変わります。

要は自分を殺すことに対して、自己否定を喰らわないぐらい自己肯定感が高くなれば、恋愛は超楽勝です。それができてない人のおかげで、男女に軋轢が生まれてるわけですから(笑)

とにかく、自分が知らないこと、出来ないことがあったら、向き合ってみて、それに向き合った自分のプロセスを褒めてあげて下さい。それをずっとし続けていけば、場慣れしていき、場慣れしている自分を好きになっていきます。

1つの状況や環境と深く向き合っているので、自分の経験によって、心が未経験や無知に慣れていく感覚が心地よくなっていきます。そして、1つの小さな成功が大きな自己肯定感につながります。大きな成功を手にする体質も身に付いていきます。少しずつでいいんですよ。頑張っていきましょう！

そもそも自己開示とは？自己開示の意味と定義

自分をさらけ出せば絆が深まりやすい

心理学では、自分の経験や内面について相手に伝えることを「自己開示」といいます。

人と人は、親しくなるにつれて、お互いに内面的な情報を打ち明けていき、それが恋愛にも有効的だとされています。

このサイトでも、女性からモテるためには…

・女性の警戒心を即座に解除する
・自分の本音をさらけ出す
・女性から本音を引き出す

という能力を上げていくことを推奨しています。心理学においても、

・相手を知ることは、居心地の良さや安心感に繋ながる
・自分や相手の深い情報に関わるほど、お互いに親近感が強まる

ということが分かっており、いかに自己開示させるかは、いかに女性を落とすかに直結する部分だと言えます。

恋愛で自己開示を促すには心の奥を見せ合う(語り合う)ことが大切

自己開示の返報性

このサイトでは女性と何かしらの話をする際は点

・恋愛ぶっちゃけトーク
・過去の恋愛遍歴、トラウマ
・現在の目標、価値観
・将来の展望

などを聞き出すと良いと伝えています。そして、相手の本音を引っ張り出すには、こちらがまずは本音をぶつること。これを推奨しています。

心理学的な観点からも同じようなことが言えます。早く親しくなるには積極的に自分の情報を伝えればよい。

しかし、単に自分について語るだけでは「自分大好き人間」と思われますよね。心理学的アプローチだと、ここ止まりです。

だからこそ、トーク術で自分について語りながらも、それを自分大好きと思われずに、むしろ、相手が「じゃあ、自分は！」と自分の心の奥底を伝えたくなるような方法があるんです。

心理学的には、相手との距離を縮めるためには、悩みや秘密など、弱い部分を見せるほうが効果的としており、これはおススメです。

弱い部分を見せられることで、相手もつい心をゆるめて、同じような情報を伝えようとします。
これは、心理学的には「自己開示の返報性」と呼ばれる心理効果です。

人は自己開示されると、その相手に対して自己開示を「お返し」しようとする性質があるのです。

心理学的には女性の方が自己開示しやすい

女性は男性よりも進んで自己開示をする傾向にある

朗報です。心理学的には男より女性の方が自己開示しやすということになっています。

女性同士の会話では、気軽に悩みを打ち明け合うことが少なくなく、男性に比べて、女性は進んで自己開示をする傾向があるということです。

話す事でストレスを解消するのが女性的な性質で、女子会なるものが存在しているのは、女性の本質的行動の表れと言えるでしょう。

なので、あなたが自己開示を狙ってやれば、かなりやりやすいハズなんです。

男性は意識しなければ、自分から進んで自己開示をしないということでもあります。
自己開示の返報性の原理からすれば、これだと、相手が打ち明けるきっかけも掴めないため、モテ速度が遅くなるわけです。

人と人は、いきなり親密な仲になれるわけではありません。次に挙げるように、悩みや秘密を打ち明けるまでには段階を踏むことが大切です。

距離を縮める「自己開示」の方法

心理学的アプローチだと自己開示は遅すぎる

『「なるほど！」とわかる マンガはじめての恋愛心理学』では、最適な自己開示について、以下のように記してあります。何も言わずに目を通して見て下さい。

どうですか？もしかして「あーなるほど」なんて思っていませんか？

確かに間違いではありませんが、超モテ男術的経験論から言えば、遅すぎです。

上記の

＜特別な友人・恋人段階＞に、私なら最低1回二人きりで会えば、持っていけます。

合コンで出会って連絡先を聞かないというポリシーを貫けるのも、相手をちゃんと自己開示させるため、向こうからまた本音で話したという思って、SNSで友達申請などが来るんです。

自己開示に想定のペースなんて考える必要はありません。自己開示は早いに越したことはありません。あなたが勝手にペースを決めたりすると、どんな女性にも同じペースで振る舞って、その女性に合った対応ができなくなります。

・相手が本音を出しやすい男性の雰囲気
・相手が本音を出しやすい質問の投げ方
・相手が本音を出しやすい自分のさらけ出し方

など、テクニックは山のようにあって、ほとんどの男性がそれができていないため、相手が本音を出しやすいテクニックが身に付けば、あなただけに、あたなしか話せない話を進んで女性はするようになりますし、したくなります。

読者では「はい！また、出たよー！」なんて思うぐらいヘビロテで出してますが、何度も復習させたいぐらい上記の聞き方は有効なんです。例えば、ラブホテルの話題出す時なんて、基本的にぶっちゃけトークの応酬ですからね。

で、自己開示のポイントは、この質問に至るまでの自分の見た目の清潔感に気を配ったり、女性と共通点で打ち解けていたりすることが大切なんです。

出会って30分でラブホの経験を聞き出せる男性と、10回以上出会っても性体験を聞けない男性では、女性に好意を得るまでのコストが明らかに変わります。

最後に：女性に聞いて失礼な内容はあまりない

どんな状態で、どんな雰囲気で、どんな言い方で聞くのかが大切

女性は共感されたい生き物です。、男性に比べて、女性は進んで自己開示をする傾向があると述べましたが、本来、女性は私のことを分かって欲しいと思っています。

では、どんな人に私のことを分かって欲しいかというと…

というのが答えになります。悪くないとは、「キモくない」とか「好みじゃないけど、嫌じゃない」とかそのレベルです。だから、清潔感に力を入れることが自己開示に直結するわけです。

「この人は心地よく分かってくれそう」と女性が感じるのは、あなたが女性の趣味趣向を尊重しながら話を盛り上げたり、あなた自身の人間として、男としてのストロングポイントで敬意を感じれたり、ほんのりと色気や男らしさを感じたりといったことの積み重ねです。

そうなれば、何を聞いてもいいわけです。

といったような感じもオッケーです。本当に自分がそう思っていて、相手が本当にそうだった時にはスパーンと自己開示が促されますし、「●●ちゃんって◇◇そうだよね」というのを飛躍させて冗談っぽくするのもありです。そのほかにも、

といったように、「女性の一般論を聞きながら、その女性の経験にすり替えていく」という方法も自己開示のテクニックです。

自己開示が上手になれば、恋愛はかなりやりやすくなりますよ。ぜひ、自己開示について、恋愛心理学の基本に捉われ過ぎずに、その女性をちゃんと見つめるようにしてみて下さい。