職場恋愛と恋愛心理学、社内で恋が生まれやすい理由

恋愛心理学

オフィスラブが生まれやすい心理学的2つの理由

単純接触とストレスの共有が恋の懸け橋になる

おそらく死ぬほど聞き飽きている「単純接触の原理」。日本のオフィスワーカーは、基本週5日8時間以上、時間を共にするわけで、最低でも、社内の人間は「誰よりも顔見知り」というレベルには至るわけです。

単純接触の中身が日々深く関われるような会社ほど、職場恋愛が生まれやすいでしょう。相席ラウンジ、恋活アプリ、マッチングパーティーなどの単発接触では心が開けない女性も多く、単発接触後に関わった女性たちを上手くオペレーションできない男性も多いです。

結果、社内に良い男性が居れば、女性はのらりくらりと接触して、恋を芽生えさせた方が、安心するわけです。

楽しい事よりも辛い事の共有で恋は芽生えていく

アメリカ人間科学研究センターの社会心理学者ビブ・ラタネは、楽しい経験を共有した2人よりも、つらい経験を共有した2人の方が、恋愛感情が生まれやすいという研究結果を導き出しています。困難な使途、職場環境によるストレス、やっかいな顧客、イヤな上司、難航する会議、大仕事前の残業などが、ストレスの共有に当たります。

職場以外の趣味、サークル、習い事、パーティーなどは、基本的に楽しむことが前提で、ストレスを放り込んで2人で乗り切るみたいな流れって生まれにくいですよね。社内みたいに毎日の接触がない女性に対して、精神的負荷となる絡みを持ち込むこともしづらいはずです。

だからこそ、出会ったその1回で、女性の価値観を思いっきり引き出し、深く考えることを口に出させ、誰よりも悩みに答えられる存在になれば、それがストレスの共有と同質の効果をもたらし、恋に繋がりやすくなります。

内向的な日本人は出会いを生み出し、運営していく術を持っていない

だから、自然に出会い、出会いが勝手に運営される社内で恋愛をすることになる

全国14か所に結婚式場を展開するアニヴェルセルは、首都圏・関西に在住の20～36歳の男女1,374名に、「彼（彼女）との出会いは何がきっかけでしたか。」という質問でアンケート調査を行ったところ、ダントツの1位となったのが「職場の同僚・先輩・後輩」(24.1%)です。

マイナビがマイナビニュース会員の女性400人に行った出会いのきっかけに関するアンケートでは、以下のような結果になっています。

出会いの場の1位が学校、2位が職場、つまりは、長期コミュニティ内恋愛をするのが日本の文化とも言えるわけです。

出会いの場を多彩にすれば、出会いに恵まれないいい女と衝突する可能性が高くなる

1回の出会いで長期コミュニティ内にいる男性を超える安心感を与えろ

ベーシックな出会いの場だと、習い事、サークル、その他にも、相席ラウンジ、恋活アプリ、マッチングパーティー、チャラいので言えば、ギャラ飲み、キャバクラ、ガールズバー、超モテ男術の経験上、全部の場所にいい女が紛れ込んでいます。

女性が出会いの場に繰り出す目的は、暇つぶし、単純にチヤホヤされたい、あわよくばいい人と出会えたらラッキー、いい恋をしたい、ガチで出会いを開拓したいなど、様々です。もちろん、女性の中には、ワンナイトラブを望む者をいます。

で、男性は多くの場合は、ゆったりと関係を深められずに飛躍するわけです。しかも、ストレスの共有のような深い内容を引き出せてもいないのに…だから、ワンチャンに固執する男性はかなり失敗します。

女性のことを理解するのが楽しい、だから、話をいろんな角度から振って、「でも、ぶっちゃけさ、●●なんじゃないと？」みたいな感じで、どんどん本音を語りやすくする。女性は「えっ？何こんなに本音話しやすいんだ！逆に初めて会ったし、こっちも楽しくぶっちゃけちゃおう！」ぐらいにさせられる男が勝利します。

職場で長く出会いを消費しようが、単発で刹那的な出会いだろうが、本質は変わりません。刹那でセックスしようとせずに、刹那の出会いから次に会って、次に会った出会いを引き延ばし、発展させるマネジメントをする方にマインドを働かせた方が、結果、1回目でヤレたりします。

自分の心に惑わされずに、相手の心を正しく取り扱う、これが恋愛の基本中の基本です。社内は非モテにとって、非常に成果を出しやすい場所ですから、積極的に活用し、その他の出会いの場で活躍する力を養う機会にしてみて下さい。

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