「脳科学的モテる男」モテる男と脳科学の意見集めました
脳科学的観点から見るモテる男
そもそも脳科学とは
茂木健一郎さんや中野信子さんや澤口俊之さんらの脳科学者たちがメディアを賑わせたことによって、脳科学というワードが一気に広まりました。
そもそも、脳科学とは、脳の中に見られる遺伝子やたんぱく質の機能を解明し、脳細胞がどのようにしてお互いに合図を出し合うのかといったような脳の機能を理解する学問です。分子生物学、遺伝学、神経生理学、神経解剖学などの学問に精通し、脳の機能を模倣するコンピューターのプログラム及び装置を作成して、理論的な神経科学の研究を実施を行ったりします。
さて、そんな脳科学者たちが説いたモテる男について、引用を交えながら、説明していきたいと思います。
脳科学1:モテる男は嘘を付き、リスクを取り、優しい男性
脳科学に自衛隊員や消防士はモテる
中野先生の“専門分野”でもある恋愛脳についても、興味深い事例を披露してくれた。モテる男性には2つのタイプがあるといい、1つは、『ウソをつける人、リスクをとれる人』、つまり遊び人だという。「なぜかというと、女性は本能として子孫を残す行動をとるからです。排卵期の女性は、そういう男性を好む。男性のそういうところは、子どもにも遺伝するので、自分が産む子どもも遊び人になる可能性が高く、子孫を残す行動を取ってくれる」。
もう1つは、やはり優しい男性、だそうだ。「排卵期以外は、優しい人がモテますね。他人に親切にするところを見せられると、女性は心を惹かれてしまう。その理由は、優しい男性は、子育て行動にコミットしてくれる、と思うからです。自衛隊員とか消防士とかも、体を張って誰かを守る仕事をされている方に女性が魅力を感じるのは、そういう理由です」と、説明する。
『脳科学者の中野信子氏「モテる男性には2つのタイプがある」 | THE PAGE(ザ・ページ)』
脳科学というよりは、生物学的な観点で、恋愛工学でもしばしば言われていることですよね。自衛隊員とか消防士は遺伝子的に優れた男性であるということが瞬時に判断しやすいですよね。
自衛隊員も消防士も公務員ですし、大卒であれば、さらに収入もキャリアも安定しやすく、職務で体を鍛えて強い男になっています。瞬間的に女性が良い男とイメージしやすいのがモテる理由だと言えます。
脳科学2:サイコパスはモテる
サイコパスな女にも注意するべき
サイコパシーが高い人は共感性が低いのに、相手が何をされたら痛いのか、何をされたら喜ぶのかを見抜く観察力が非常に優れていて、相手の心をくすぐるのがとても上手なので、「サイコパスは異性にモテる」と中野さん。
『サイコパスが異性にモテる理由とは?|ニフティニュース』
その他、サイコパスは喋るのがとても上手く、そもそも人を惹きつける能力に長けています。コミュ力が高く、相手を見抜く観察力があれば、基本的には、その女性のツボを他の男性よりも強く押して、心を刺激することができるため、モテることが分かります。
サイコパスは男性に限らず女性もモテます。最初は魅力的に見えるため、サイコパス女性と深く関わって身を危険にさらさないためには、意外と注意が必要です。
脳科学3:報酬系からドーパミンが脳内に放出され、再び報酬を得たいため、女性は男性に会いたくなる
サイコパスな女にも注意するべき
付き合うとどんないいことがあるかを想像すると、報酬系と呼ばれる神経系(大脳新皮質の帯状回、前帯状皮質、腹側被蓋野など)が働き、これらがドーパミンという物質を脳内に放出する。ドーパミンが出るとカラダは気力に満ち溢れ、疲れを感じなくなり、この快楽や喜びを 再び得ようと報酬予測をした相手に強く会いたいと願うようになる。これがいわゆる惚れるという現象だ。
『モテる脳科学。「好き」を操り、恋愛上手になる方法。 – エキサイトニュース』
脳科学的に言えば、一緒に居た時に報酬系を刺激して、ドーパミンを放出させることができれば、女性はその心地よい刺激を求めようとして、再び、会いたくなるということです。
記号的に言えば、「気持ちよくなるメリット」を提示するということですね。女性の過去の恋愛経験、現在の価値観を聞き出すのは、脳科学的の知識がない男性が、「気持ちよくなるメリット」を客観的に導き出して、女性にまた会いたくさせるためです。
脳科学4:無臭な男はモテる
免疫力が高い男性は体臭が抑えられるのでモテる
脳科学者である澤口俊之先生に科学的な根拠から導き出す、「モテる男の共通点」をお聞きしました。(中略)免疫が高いほどフェロモンの量も多いと言われています。逆に、免疫力が低いとにおいの菌は抑えられず、女性に嫌われるような体臭を放ってしまう(フェロモンが減少してしまう)……というわけです。つまり、モテるためには無臭が一番ということになります。
『モテる男の共通点とは? | マイナビニュース』
無味無臭。これは、超モテ男術の清潔感の部分でも度々伝えています。免疫力を高めることがモテるのは、筋トレなどのスポーツすることとも相関性がありそうですね。免疫力が高める工夫を普段からすると、健康にも良くなって、心も健やかになり、モテのスパイラルが起きそうです。
脳科学4:モテる男は、フェロモン、生殖能力の3つ
男にとって見栄えはさほど重要ではない
まとめると、男がモテるために重要なのは、「フェロモン」、「頭の良さ(社会性)」、「生殖能力」。女性は直感で男性を選びますから、男にとって見栄えはさほど重要ではありません。この3つを意識することで、モテる男性になることができるでしょう。
『モテる男の共通点とは? | マイナビニュース』
見栄えはさほど重要ではありませんが、第一印象でハジかれないほどの見栄えは大事になります。フェロモンについては、前述した通り、まずは無臭を目指すことが大事です。無臭で賢くて精力のある男になりましょう。
脳科学5:モテる男は、フェロモン、生殖能力の3つ
香水によって女性はセンスの良さを感じ取る
脳科学者の澤口俊之氏によると、『香り情報を処理する主な脳領域の一つ(眼窩前頭皮質)は、“感情的な価値判断”に関与することがわかっています。“センスの良さ”というのは、そうした価値判断の一種なので、センスがいい・悪いの印象が香りによって変わるのは、脳科学的には当然のことといえます』
『モテる男は香りが違う!都内の女性100人に聞いた好きになる男性の香りとは? | モテる方法 | オトコラボ-OTOKOLAB-』
上記の記事では、シトラス系、ウッディ系、スパイシー系、アンバー系の香水が女性から人気だということも記されていました。
ただし、香水付け過ぎるくらいなら、無臭で挑むのも脳科学的にアリのような感じもします。
「人間は潜在的に変性意識状態にアクセスできる能力を備えています。ですから、パートナーを探すときも、知らず知らずのうちに、リズムを刻む能力に優れている相手を嗅ぎ取っているのです」(アダム・サフロン博士)
『オーガズムで脳が「変性意識にアクセスしている」ことが判明!科学者「リズミカルな刺激が好ましい」(最新研究)|TOCANA』
脳科学6:ハグをすれば、モテる
ハグでオキシトシンが分泌されストレス中枢を鎮める
愛情ホルモンとは一体なんなのか? どういうメカニズムなのか? 今回は東邦大学医学部名誉教授で、脳生理学者の有田秀穂先生にお話を伺いました。
(中略)
「『愛情ホルモン』とはハグをすることで分泌されるオキシトシンという物質の俗称です。これは人の絆を育む脳内の物質で、ストレス中枢を鎮める働きがあることが、最近の脳科学で証明されています」
『愛情ホルモンが分泌「ハグ」で幸せを感じたりリラックス|Peachy』
ボディタッチをすることで、本能的に愛着度が深まるというのは、心理学でも述べられています。ボディタッチをしても警戒心を増幅させない仲にまで打ち解けて、でも、まだ、完全に好きにさせていない場合は、先にボディタッチをすることで、好意を積み上げることができます。
参考:「<男を家に呼ぶ女・男を家に泊める女>普段のボディタッチが勝負の分かれ目」
脳科学7:免疫力が高い男性は男性ホルモン値も高くモテる
女性は直感的に免疫力の男性を選ぶ
スコットランドのアバーテイ大学のムーア博士とその研究チームが科学誌『Nature Communications』に発表した内容によると、女性が感じる男性の魅力の度合いは、免疫力、テストステロン(男性ホルモンの一種)、コルチゾール (ストレスによって分泌が促進されるホルモン)の3つと大きな因果関係があるとのことです。
免疫力が高い男性は男性ホルモン値も高く、モテる、ということです。女性が直感的に免疫力の強い男性を選ぶのは、「自分の遺伝子を強い免疫力を持つ子孫に受け継ぎたい」という生物的な本能からきており、哺乳類や鳥類など、他の動物でも同様の結果が出るそうです。
『生物学的にみた「モテる男」の特徴とモテる男になる方法 | ヘルスケア大学』
澤口俊之さんの供述と同じですね。本当に直感的に女性が免疫力の強い男性を選んでくれるなら、ガチで免疫力強くしていきましょう。
脳科学8:人は出会って0.5秒で相手を恋愛相手にするかどうか見極めている
モテるにはいい記憶をプレゼントすること
「シカゴ大学認知社会神経科学センターのステファニー・カシオッポ博士によると、人は出会って0.5秒で相手を恋愛相手にするかどうか見極めているのだそうです。
脳が恋愛対象としてOKサインを出すと、男性は視覚をはりめぐらして相手の女性の外見の細部をチェックしだし、女性は相手の男性の行動をチェックしてしっかり記憶するのだそうです。これは男性にとって大チャンスと言えるでしょう」
『女性にモテるには“いい記憶”をプレゼントすること 理論的モテテク“ほめろじ~”|週刊女性PRIME [シュージョプライム]』
これ言ってみれば、第一印象も、外見と外見でコミュニケーションし合っているということなんです。だから、コミュニケーションが上手になるには、一番最初に交わす見た目の交換を心地よくさせるのが大事なんです。第一印象をなるべく引き上げないといけないのは、第一印象は大事なコミュニケーションの一部だからです。
最後に:別に脳科学的に言わなくても、良く考えれば分かること
客観的情報を数多く引き出して因数分解できれば、その女性にとってセンスのあるモテ男になれる
脳科学者、脳科学に類似する専門家の観点から「モテる男」の定義を掘り下げてきましたが、恋愛の本質とノウハウを場数をこなして突き詰めた男性であれば、客観的尺度から読み取れそうな情報でした。
科学者や心理学はある意味、恋愛を難しくややこしくする部分もあります。どんな時にも、その先々で出会う女性の本質に沿っていて、自分が良かれと思ったアプローチが想定通りに行くように、自分のセンスを自分で磨いた方が早い気がします。
要は、その女性の言動や行動を情報として吸収し、その情報を因数分解しながら、自分がその女性に対して何をするべきかというセンスを、恋愛教材や現場で磨くということです。
ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。
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