誘いと交渉と恋愛心理学
理由があるだけで説得力がアップし、成約につながる
必然性を感じされば、誘いと交渉は上手くいく
デートの誘いや頼み事は、一種の心理的な駆け引きともいえます。誘い方次第でOKされる確率も変わるもの。少しでも成功率を高める、交渉における心理テクニックを知っておきましょう。
まず、誘いは「理由」を添えると承諾されやすくなります。人は何らかの理由を言われると、その頼みを受け入れやすくなるのです。これをカサッチー効果と言います。
理由づけにより、頼みがごとに正当性を感じ、深く考えずに了承してしまいます。
たとえば、コーヒーをついでいる人に、「先にコーヒーをつがせてほしい」とお願いしたとしても、「えっ、なんで?」という感情を相手に抱かせる王であれば、交渉は長引くことになります。交渉は自然にリズムよくすることが、短く終わる秘訣です。
コピーを取っている人から、先にコピーを取らせてもらうという心理実験では、理由を添えた方が成功率が高くなることが分かっています。
しかも「コピーを取らないといけないので、先に取らせてほしい」というような、中身のない理由でも効果あったそうです。
つまり、自分の言い分に正当性があって、相手側も倫理的にそれを受け入れるべきだと感じているんです。
理由は、自分の危機、困難、制限、補助の必要性など、いろいろと作ることができます。
誘いを2段階にして成功率を上げる
「フット・イン・ザ・ドア」と「ドア・イン・ザ・フェイス」
誘いを成功させる方法としてよく知られているのが「フット・イン・ザ・ドア」です。
「フット・イン・ザ・ドア」は小さな要求から大きな要求へ発展させ、そのあとの要求も断りづらくする手法です。
その逆もあります。ある高額の契約を交わし後に、さくっとオプションに関する取り決めをする場合がありますね。月額100円とか安いし、既に契約という要求を許可したため、小さな要求も受け入れていきます。
これを「ドア・イン・ザ・フェイス」といいます。
ただ、恋愛の場合は、本題のお願いの前に、それよりも小さなお願いをすることで、上手く発展していきます。一度頼みをOKすると、それに続く頼みを断りにくくなるという心理を利用する場合は、後に大きいものを用意していた方が良いでしょう。
本来ホテルに行かないような女子をお持ち帰りさせる男性は、この「フット・イン・ザ・ドア」を使った交渉が上手い男性です。
共通点を深めて、共通点に対しての誘いを入れれば、成功率は高まる
共通点が多い男性と女性はいろんなことを自然に楽しめる
プライベートな誘いをする場合は、普段から女性と共通点を深めておくと良いでしょう。
例えば、お互いにスイーツが大好きだったとします。
そして、あなたはスイーツが詳しい。
その女性は、あなたがスーツに詳しいことを知っている。
その女性は、過去にあなたがオススメのスイーツを教えて、そこに行ってかなり満足した経験がある。
さて、このレベルまで「スイーツ」という単語で共通点を深めたとします。
で、誘う内容は簡単。
「家の近くにめちゃくちゃオススメのスイーツ屋ができたんだけど、今度一緒に行かない?」
どうですか?もうこれだけでぜんぜん不自然じゃないですよね。
これで不自然なら、予防線を張りましょう。
「この前、仕事の残り作業手伝ってくれたお礼にと思って」
みたいな感じです。理由があります。
女性をスイーツに食べに連れていくさらなる理由の登場です。
このようにスイーツだけじゃなく、野球だったり、美容だったり、何でもいいんで、たくさん共通項を作っておけば、誘う引き出しが増えるんで、誘いやすくなって、結果デートの回数が増えます。それが向こうがデートと思っていなくてもいいんです。
断られたら、笑顔で爽やかに後味よく
恋愛に失敗はつきもの。再チャレンジへ向け、速やかに切り上げる
意外と断られることってあるんですよ。だって、日本人は基本忙しいですから。
なので、本当に日時が合わなかったり、気分的に疲れているため行きたくないということは結構あるものです。
それはあなたを否定しているわけではありません。ラブラブな彼氏彼女や結婚しているカップルでも、「断る」ということはするものです。
なので、断られたら、爽やかに笑顔でぱっと後味よく「また、機会あったら、誘うね!」と言いましょう。
そして、次の話題へ切り替えましょう。
もし、断られる確率を減らしたいのであれば、女性と普段からライフスタイルに関する話をしましょう。
尋問になったらストーカーっぽさが出るので、自然に聞きましょう。
・「いつも夜とか友達と飲んでたりすることが多い?」
・「週末って午前中に資格の勉強とかしてるけど、○○は休日はどんな感じで過ごしてる?」
・「一週間の内でどの曜日が好きとか嫌いとかある?」
・「そういえば、いつもバスで移動してる?電車?」
みたいな感じです。1回のやり取りでたくさんその女性のプライベートを聞き出すのではなく、自然にちょこちょこ入れていくようにして下さい。1回目の合コンで結構聞き出すことができれば、連絡先を交換して、1発目のデートがスムーズになります。というか、全体的にスムーズになります。
メールやSNSで暇をしている時間に誘いが来れば、リズムよく自然な流れで返信ができるため、女性も何も考えずに誘いをオーケーしてしまいます。
最後に:普段から好きな女性に関する様々な情報に触れておくことが誘いの結果を変える
軽く誘うきっかけを作りまくって下さい
忙しい時間にお誘いの連絡が来ると、精神的に停滞していたり、違うことに心が奪われているため、誘いを断りやすくなります。相手の暇な時間を知るためのトーク術も必要になってきます。
以上、今回は誘いと交渉と恋愛心理学について述べてきました。
誘いというのは、そんなに重々しいものではありません。普段からしっかりと女性とコミュニケーションを取れば、軽く誘うきっかけを作りまくれるので、ぜひ、頑張って下さい。
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